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全印工連 紙のポジティブキャンペーンイベント「PAPER SUMMIT」企画中、紙モノ商品販売やパネルディスカッションを通して紙の魅力を発信、2026年夏開催を目指す

 全日本印刷工業組合連合会(全印工連、瀬田章弘会長)は4月25日に開催した理事会で、「紙のポジティブキャンペーン」として一般生活者に紙の魅力を発信するイベント「PAPER SUMMIT」を企画していることを発表した。同イベントは2026年夏の開催を予定している。

「紙のポジティブキャンペーン」は、令和7年度事業計画の5本の柱の一つである「紙の価値の啓発活動」の事業として企画された。同事業では全印工連内に「紙育実行委員会」を設置。キャンペーン活動を通して、環境、教育や文化の発展、販売促進などの諸分野での紙の優位性を啓発する「紙育」を展開していく。

「紙育実行委員会」が構想する「PAPER SUMMIT」では大阪府印刷工業組合が開催している人気イベント「ペーパーサミット」を踏襲し、紙モノ商品の展示・販売やクリエイターとのマッチングを通して、紙の価値を広げることを目指す。具体的にはクリエイターと印刷会社が新商品を共同開発する「DEVELOP」、新商品を広く展示・販売する「MARKET」、異業種とのパネルディスカッションを通して紙の価値を啓発する「TALK」、印刷の可能性を体感できるワークショップ「FACTORY」などのコンテンツで社会に紙の魅力を発信する。

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