入社式:リコー “お祝い”と“入社ありがとう” を皆で伝える個別入社式を今年も開催
リコーは、リコー創業者市村清のゆかりの地「3L(サンエル)」 において、新入社員一人ひとりと社長が個別で言葉を交わす個別入社式を行った。昨年に続き2回目となる。
入社式では、“お祝い”と“入社ありがとう” を皆で伝え、会社や経営トップ、新入社員相互のつながりを感じてもらいながら不安を払拭し、働くモチベーションを喚起する行事として開催した。個別入社式は、感染対策に十分配慮しながら行われ、リアルの場で社長の山下が新入社員計83名の一人ひとりと対面で(十分な距離をとって)会話する時間を設け、お祝いと感謝の気持ちを伝えた。
【リコー 代表取締役 社長執行役員 山下良則氏のコメントから】
新型コロナウイルス感染症は、私たちが抱えるさまざまな課題をあぶりだし、本質的な問いを投げかけてきました。より良い仕事とは、より良い人生とは、より良い社会とはどんなものなのか。
このように、これまで当たり前と思っていたことをもう一度見つめ直すチャンスでもあると考えました。
入社式は誰のため、何のために行うのかをあらためて考えて、昨年初めて「個別入社式」を開催しました。入社式は入社する社員のためのものです。
感染対策を十分に行いながら、「社会人になったお祝い」と「入社ありがとう」の気持ちを社員一人ひとりに直接伝えることにしたのです。
昨年の新入社員の意見を聞くと、リモート開催や集合形式よりも「個別入社式」が良いという意見が圧倒的に多くありました。
また、コロナ影響で昨年2月以降は採用活動をすべてオンラインで実施したため来社したことがない社員が多数おり、リコーで働くイメージが湧いていないなど、不安を感じている社員もいるのではないかと考えました。
感染拡大防止という観点だけではなく、コロナによって気づいた良いことは続けていくべきと思い、さらに内容も拡充して、今回も個別入社式を実施することにしました。
リコーは創業の精神として三愛精神(人を愛し、国を愛し、勤めを愛す)を掲げ、社員一人ひとりを大切にする経営を続けてきました。
新入社員の皆さんが、社会人、そしてリコー社員としての第一歩を力強く踏み出してもらい、心に残る1日にしてもらいたいと思っています。