光文堂 第61回新春機材展PrintDoors2025が開幕 153社、390小間の最大規模で「SLIM&STRONG~その先へ」テーマに全国から来場
株式会社光文堂は1月22日、23日名古屋市港区の名古屋市国際展示場・ポートメッセなごやで新春機材展「Print Doors 2025」を開催、22日に開幕した。同展は153社、390小間の過去最大規模によりSLIM & STRONG ~その先へ」のテーマのもとに全国から来場者が訪れた。
初日の22日午前9時30分から後援8団体の代表を迎えて開会式が行われた。主催者を代表して光文堂讃岐秀昭社長が「業界8団体の協賛を得て153社、390小間の過去最大の規模で開催できたことに感謝したい。お陰様で光文堂新春機材展は今回で61回目を迎えることができた。長きにわたって開催できたことはこれもひとえに皆様方の温かいご支援のたまものと深く感謝申し上げる」と謝意を述べ、「今回は企業としての競争力を高め、厳しい状況を乗り切るために本当に必要なことを見定め、何があっても揺るがない意思を持つ無駄のない(SLIM) 強靭な(STRONG)」方針、戦略が必要不可欠という想いを込めたテーマとした。
機材展に合わせてコラボレーション展と特別セミナーも開催し、光文堂の総合力とノウハウをフル活用して最新の情報を2日間にわたって発信する。ポスターのビジュアルは生成AIで作成したアンドロイドの女性戦士で、共に戦いながら前進する姿を描き、未来への希望と挑戦を表現しおり、初めてAIを活用したビジュアルで作成した。生成AIは革新的な技術であると考え、未来を見据えて、果敢にチャレンジする姿勢を打ち出した。Print Doors 2025が皆さん一人ひとりが更なる高みを目指すきっかけとなることを願っている」と開会挨拶を述べた。
来賓を代表して愛知県印刷協同組合理事長、光文堂友の会の会の細井俊男会長は「印刷業界が厳しい状況が続く中でも最新の情報を発信するために新春機材展に大いに期待する。新しい情報を肌で感じ、肌に触れることは重要だ。新たなチャンスを切り開くヒントと新しい方向を掴みたい」と期待を示した。
続いて愛知県印刷工業組合の酒井良輔理事長は「新しいビジネスへの挑戦が始まることを期待している」と挨拶。主催者および来賓によるテープカットでにぎにぎしく開幕した。
期間中は22日午後1時から「価値創造が拓く未来~イノベーションのジレンマ~」をテーマに愛知県印刷工業組合理事長、知多印刷(株)代表取締役社長の酒井良輔氏が講演。次いで23日午前11時から光文堂販売推進部次長・DX スペシャリストの大橋慶三氏が「利益を最大化する革新的アプローチ~生成AI がビジネスを変える~」をテーマに生成AI を活用することで如何にしてビジネスの効率化と収益性向上を実現するか実演を交えながら解説する。