光文堂 春の内覧会でXEIKON9800披露
光文堂は4月23日、東京都文京区のザイコンジャパンショールームで、『XEIKON春の内覧会』を開催し、デジタル菊半裁印刷機XEIKON9800の実機と多彩なサンプルを紹介した。
同機は、ロール給紙方式の最大5色×5色デジタル印刷機で、最大印刷幅504㎜。A2判出力に対応する。紙厚は40~350gsmと能書からパッケージまで幅広い。同時両面印刷と非接触の熱定着方式により、テカリの少ない印刷品質を実現した。印刷速度は最大21.5m/分。オプションのインラインシートカット機で、シート用後加工機が使用可能になる。
同機が使用するザイコンの専用設計ドライトナーは、ほとんどの印刷で1,200dpi解像度を実現しながら、画像の安定性と信頼性を提供する。製薬業界や食品業界で使用されるラベル用途に開発された同トナーは、食品に間接接触、直接接触する特定の用途に関するFDA規格に準拠している。