光文堂 台紙付きシュリンクパック吸引封入装置「KBD PICK&TUCK」を発表
光文堂は、10月2日~5日まで、東京ビッグサイトで開催されたTOKYO PACK2018において、台紙付きシュリンクパック吸引封入装置「KBD PICK&TUCK」を発表した。
これまで、台紙付きシュリンクパックへの商品封入は、人の手作業に頼るしかなく、生産性や品質が不安定という課題を抱えていた。
同製品は、その作業を自動化するもので、1サイクルを約4秒、1分あたり約15ワークの生産性を実現。厚み0.05mmの筒状PEフィルムに先端吸引部を持つアダプタを通して商品をフィルム内に吸引すると、アダプタ側面にある圧空噴射口によりフィルム内を空圧で広げて商品を吸引。これにより高速封入を可能にする。ユニット数を増加することでさらに生産効率も向上できる。
「KBD PICK&TUCK」は、封入作業を効率化する他、プラスチック容器を削減できるのでエコ対策にも貢献することから業界内外から注目を集めている。