光文堂 「第60回光文堂新春機材展PrintDoors2024」開幕、「Challenging~繋ぐ~」テーマに全国から来場
㈱光文堂(讃岐秀昭社長)は1月24日、25日に名古屋市港区の名古屋市国際展示場・ポートメッセなごやで第60回光文堂新春機材展「Print Doors 2024」を開催した。150社、380小間の過去最大規模により「Challenging2024 ~繋ぐ~」のテーマのもとに全国から来場者が訪れた。
初日の24日、午前9時30分から後援8団体の代表を迎えて開会式が行われた。主催者を代表して光文堂讃岐秀昭社長が「業界8団体の協賛を得て150社、380小間の過去最大の規模で開催できたことに感謝したい。新春機材展は1964年、東京オリンピックと同じ年に始まり、今回で60回目を迎えることができた。長きにわたって開催できたことはこれもひとえに皆様方の温かいご支援のたまものと深く感謝申し上げる」と謝意を述べ、「今回は“Challenging2024~繋ぐ~”をテーマに掲げた。厳しい環境変化に向き合い、この状況を乗り越えていくためには、業界を挙げた挑戦が欠かせない。チャレンジを続けた企業が大きな成長を遂げ、その先の未来へと繋ぐことができる。変化する時代を常に先読みし、ゴールへの道筋を見据えながらビジョンを描き続けることが重要ではないかと考える。Print Doors 2024が皆さん一人ひとりが更なる高みを目指すきっかけとなることを願っている」と述べ、最後に「今回は課外授業で120名の学生が見学に来る。将来の金の卵を温かい気持ちで迎えて欲しい」と開会挨拶を述べた。
来賓を代表して愛知県印刷協同組合理事長、光文堂友の会の細井俊男会長は「印刷業界がコロナ禍で厳しい状況が続く中でも最新の情報を発信するために新春機材展を開催されてきた。その英断と勇気に感謝したい。装置産業である印刷業は、新しい情報を肌で感じ、肌に触れることは重要だ。機材展を通して業界の流れを知り、交流を深める。新しい方向を掴みたい」と期待を示した。
続いて愛知県印刷工業組合の鳥原久資理事長は「SNSでは出展の印刷会社が様々な情報を発信していた。Challengingというテーマのもとに私たちの新しいビジネスへの挑戦が始まることを期待している」と挨拶。主催者および来賓によるテープカットでにぎにぎしく開幕した。