光伸プランニング 砧書体制作所の事業を継承、インストールプロジェクト「もしもじ」スタート
光伸プランニングは、2022 年1月1日をもって、砧書体制作所(東京都世田谷区)の事業を継承することとなった。砧書体制作所が保有するフォントの権利・著作は光伸プランニングが所有し、運営管理を行っていく。なお、事業継承後もベンダー名「砧書体制作所」は継続する。各種サービスもこれまでと変わらない形で提供していく方針。
※砧書体制作所の代表 片岡 朗氏は、光伸プランニングの 代表取締役 原 壯氏の義父にあたる
加えて、フォントベンダー事業部を立ち上げる。これに伴い、新しい文字の可能性を社会にインストールする「もしもじ」プロジェクトがスタートする。
同プロジェクトは、Instagram をメインの発信の場とし、日常の何気ない風景を切り取り、そこに砧書体ライブラリーのフォントをインストールすることで文字の魅力や可能性を感じてもらうことを目指す。 2022 年以降、リアルな場所に文字をインストールする事例を作っていく準備を始めている。
光伸プランニングは、1981 年の創業以来、 サイン・ディスプレイの分野で事業を行ってきた。商業施設のサイン、店舗のウィンドウディスプレイ、商業空間やイベントの展示演出に関する制作施工を得意とする同社にとって、フォントベンダー事業の立ち上げは新たな挑戦となる。