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低炭素杯2019 日本WPAが『日本WPA最優秀未来へのはばたき賞』で佐渡総合高校を顕彰

日本WPAは「最優秀未来へのはばたき賞」を佐渡総合高校GIAHSプロジェクト(新潟県)に贈呈
日本WPAは「最優秀未来へのはばたき賞」を佐渡総合高校GIAHSプロジェクト(新潟県)に贈呈

環境省、文部科学省などが後援する『低酸素杯2019』の表彰式が、2月8日、第11回川崎国際環境技術展の会場である神奈川県川崎市の「カルッツかわさき」で行われた。表彰式では、協賛団体である一般社団法人日本WPAも、“最優秀未来へのはばたき賞”を「佐渡総合高校GIAHSプロジェクト」(新潟県)に贈呈した。

「低炭素杯2019」は、今回で9回目を迎え、市民、企業・団体からジュニア、キッズまでの幅広い層を対象に低炭素社会づくりや地球温暖化防止に取り組んだ内容を発表するコンテスト。今回は1425を超える応募団体から選ばれたファイナリスト28団体が、2月8日にステージ上でプレゼンし、グランプリや各賞が決定された。

日本WPAが表彰した「佐渡高校GIAHSプロジェクト」は、野生復帰した朱鷺を守るため、島ぐるみで環境に配慮した農業に取り組んでおり、これが世界農業遺産(GIAHS)に認定されており、佐渡総合高校は農業と環境を伝える普及啓発を行っていることが受賞の理由となった。

大川印刷が「CO2ゼロ印刷」で審査員特別賞を受賞
大川印刷が「CO2ゼロ印刷」で審査員特別賞を受賞

その他に印刷関連企業の受賞もあり、企業・自治体部門において神奈川県横浜市の㈱大川印刷が「CO2ゼロ印刷」による脱炭素水の推進で審査員特別賞を受賞している。

なお、環境大臣賞のグランプリとして「姫島エコツーリズム推進協議会」(大分県)を、同じく学生部門・金賞は「鹿児島県立 鶴翔高等学校」、同じく市民部門・金賞では「みちのく屋台こんにゃく道場」(山形県)、同じくジュニア・キッズ部門・金賞に「尼崎市立成良中学校」(兵庫県) 、同じく企業・自治体部門・金賞に「有田川町」(和歌山県)が、文部科学大臣賞の社会活動分野で「宮城県農業高等学校」、同じく学校活動分野で「佐賀大学教育学部付属 特別支援学校『team! 緑の風吹く』」が、それぞれ受賞した。

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