京セラドキュメントソリューションズ 世界の包装分野における最大のコンテスト「WORLDSTAR GLOBAL PACKAGING AWARDS 2025」で「WORLDSTAR 2025」を受賞 包装分野での効率化に貢献

京セラドキュメントソリューションズ株式会社は、World Packaging Organisation(WPO)が主催する世界の包装分野における最大のコンテスト「WORLDSTAR GLOBAL PACKAGING AWARDS 2025」において、「WORLDSTAR 2025」を受賞した。

WORLDSTAR GLOBAL PACKAGING AWARDSは、包装分野の国際組織である世界包装機構が主催するコンテストで、世界中の包装コンテストで入賞したパッケージの中から、高い技術や優れたデザインのパッケージに賞が贈られる。 今回受賞したのは同社が提供する「かるがるジョイント」で、誰もが取り外し方を理解でき取り外しに必要な力を削減、輸送積載スペースを従来比67%削減、組立の自動化に対応、生産・物流で排出するCO2を削減など4つの課題を解決し、包装分野での効率化に貢献している。

製造業では、製品の設計段階から廃棄物の処理におけるCO2排出量の削減、さらに、原材料価格の高騰による安定供給の低下への対策、生産の自動化などが課題となっている。製品を輸送する包装用段ボール箱の開閉部の固定などに使用されるジョイントパーツは、製造の自動化、材料使用量や輸送効率などに改善の余地がありながら、長年新しい商品が開発されていない状況が続いていた。そこで同社は、自社で開発している複合機・プリンターの部品設計技術を生かし、これらの課題を解決する「かるがるジョイント」と呼ぶジョイントパーツを開発した。 「かるがるジョイント」は、取り外しが容易に理解できる形状にし、さらに、ロック機能は維持したうえで、軽い力でロックを解除できる新機構を採用。ジョイントパーツを重ねる事ができる形状にすることで、無駄な空間をなくし輸送箱に多くのジョイントパーツを詰め込むことが可能になり、輸送効率を大幅に改善した。これにより輸送効率も大幅に向上し、さらに輸送時のCO2削減にも貢献した。

誰もが取り外し方を理解できて、取り外しに必要な力を削減
組立の自動化に対応
左: ジョイントパーツを積み重ねた図、右:ジョイントパーツを箱に取り付け前後の写真
輸送積載スペースを削減(従来比67%減)

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