丸信 本社事業所でCO₂を排出しないカーボンゼロ達成、独自マークも策定し、印刷通じて環境配慮をPR
福岡県久留米市の丸信は、本社事業所から排出される二酸化炭素(CO₂)排出量が実質ゼロとなるカーボンゼロを達成した。
これに伴い、「CO₂ゼロ印刷」に関する独自マーク(イメージ参照)を策定し、本社事業所内にある印刷工場で製造した製品については、「環境に優しい工場で製造した製品」であることを表示できるようにしていく予定。これにより、顧客先では同社で製造した製品を通じて環境配慮企業であることをPRすることができる。
国内ではグリーン社会の実現に向けて、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050カーボンニュートラル宣言」を政府が打ち出しており、重点分野を設定して大手企業を中心に取り組みが加速している。こうした中、同社では使用電力の再生可能エネルギー(再エネ)化や社有車のハイブリッド化を進め、削減困難なCO₂については排出権(J-クレジット)を購入することで相殺し、本社事業所におけるCO₂排出量を実質ゼロとすることができた。
今後、社用車のハイブリッド化を推進するとともに、再エネで利用している電力についても可能な限り使用量の削減に努めていく。また、本社以外の拠点についても順次、再エネプランに切り替えていく予定としている。丸信は、SDGs達成に向けた取り組みを強化しており、CO₂削減を中心とする環境配慮の取り組みを中心に、持続可能な社会の実現に貢献していく。
【丸信のCO₂削減に向けた主な取り組み】https://maru-sin.co.jp/sdgs/carbonzero/
■再生可能エネルギーの利用
■環境配慮製品の推奨
■印刷乾燥用UVランプのLED化
■社有車のハイブリッド化
■RPF(リサイクル固形燃料)化
■J-クレジット購入