丸信 「海洋プラスチック」を素材の一部に活用したパレットを導入、製品の輸送の際に用いる荷役台として活用
株式会社丸信は、海辺などに廃棄されたプラスチックごみ(海洋プラスチック)をリサイクルして素材の一部に活用したプラスチックパレットを、製品の輸送の際に用いる荷役台として導入し、全てのプラスチックパレットの入れ替えが完了した。
丸信グループでは、「人々が豊かに暮らす地域社会へ。」というビジョンのもと、持続可能な社会の実現と地域の環境保全に取り組んでいる。2021年9月には、本社製造工場から排出される二酸化炭素(CO₂)排出量が実質ゼロとなる“カーボンゼロ(脱炭素化)”を達成している。これを基に、独自の「CO²ゼロ印刷」マーク製品を策定し、顧客がパッケージやシール等を通じて環境への取り組みをアピールできる仕組みを作った。これにより、社会全体での環境問題に対する積極的な取り組みを推進している。
近年、廃プラスチックによる環境問題は世界的に注目されており、中でも海中や海辺に廃棄された「海洋プラスチック」が大きな問題になっている。今回、海洋プラスチックごみ問題への取り組みの一環としてリサイクルパレットを導入することで、海洋プラスチックの流出防止と削減に寄与することができると同社では考えている。同社では今後も、持続可能な社会の実現を目指して、環境に配慮した事業運営や、環境負荷を低減する製品群の提案を通じて、地域の環境保全に積極的に取り組む。