世界ラベルコンテスト Best of the Bestレタープレス部門をシモクニが受賞
世界ラベルコンテスト審査会は、第30回世界ラベルコンテストの「Best of the Best」を発表し、レタープレス部門で、日本の株式会社シモクニ(北海道、下國民雄社長)が受賞した。
第30回世界ラベルコンテスト審査会は、9月24日、ベルギーのブリュッセルで行われ、プレスコンファレンスで今回の「Best of Best」の発表を行った。
同賞は、昨年、北米のローズモントで開催されたラベルエキスポアメリカに合わせて行った第30回世界ラベルコンテスト審査会で選出された最優秀賞の中から、印刷方式毎の“Best of the Best”を決める、世界No.1の賞。既に、各クラスの最優秀賞並びに審査員特別賞などの発表は行われており、印刷方式の部門は5部門に及ぶ。
世界ラベルコンテスト審査会には、JFLP(日本)をはじめ、FINAT(欧州)、TLMI(北米)、LATMA(豪州)、SALMA(ニュージーランド)、PEIAC(中国)の世界のシールラベル印刷6団体が参加しており、毎年開催されている。
今回、レタープレス部門でBest of the Bestを受賞した株式会社シモクニが受賞した作品は、「最北の酒蔵國稀『古酒泰蔵』(酒ラベル)」。今回の受賞で、日本の企業による受賞は、賞の創設から7年連続となる。加えて世界のラベル業界人からは、受賞したシモクニのラベル印刷技術の高さに賞賛の声が寄せられている。
なお、9月23日には、第31回世界ラベルコンテスト審査会が行われ、結果発表は2020年2月中旬に、さらにBest of the Bestについては同年9月に行われる予定。