三進社 業平工場に続き、尾久工場がグリーンプリンティング(GP)認定工場に
株式会社三進社(東京都品川区、青木秀樹社長)の尾久工場が、9月26日付けで、グリーンプリンティング(GP)認定工場として認定された(認定番号:D10018)。同社では、木場営業所および業平工場もすでにGP認定工場として稼働していることから、今回の認定により、主な製造工場が全面的にGP認定工場となったことになる。
GP認定工場とは、印刷産業界が定めた事業所全体及び工程別の環境配慮基準(グリーン基準)を達成した工場。認定基準は、オフセット印刷部門で70項目に及び、有害物質の削減、省資源・省エネルギー、物質循環・生物多様性の保全(持続可能な資源利用、3R、生物多様性保持)、取組みの継続性・改善性等の観点から具体的な内容が設定されている。
認定は、GP 認定審査員が申請書審査と現地審査を行い、その結果を第三者で構成するGP 工場認定委員会で審査し、認定の判定が行われる。
なお、印刷製品に表示する「GPマーク」は、印刷資材、製造工程、印刷会社の取組全てが環境に配慮されていることを表現できるマーク。GPマークを表示したい場合、GP認定工場が製造し、印刷製品の資材(紙、インキ等)が基準に適合していれば無料で表示することができる。