三菱製紙 来年4月1日に組織改編 三菱王子紙販売がダイヤミックを吸収合併
三菱製紙は11月14日開催の取締役会で、三菱製紙グループの販売代理店を1社に統合し販売体制の効率化を図るため、2023年4月1日付でグループ組織再編を行うことを決議した。同組織再編に伴い、三菱王子紙販売とダイヤミックは、三菱王子紙販売を吸収合併存続会社とし、ダイヤミック㈱を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施する。
ダイヤミックは企業統合により、分野にかかわらず三菱製紙グループ製品の販売を担う販売会社として、グループ全体の販売体制最適化を図るべくさらなる発展を目指すとしている。
三菱製紙グループは、今年4月より中期経営計画(2023年3月期‐2025年3月期)を開始し、経営基盤の強化と新しい三菱製紙グループの創造に取り組んでいる。そのなかの取り組みとして、同社グループ子会社を合併することで、組織合理化による固定費削減とコーポレートガバナンスの強化を進める。
同組織再編ではダイヤミックの吸収合併のほか、三菱製紙を吸収合併存続会社とし、北上ハイテクペーパー及び北菱興業を吸収合併消滅会社とする吸収合併、エム・ピー・エム・オペレーションを吸収合併存続会社とし、八戸紙業及び八菱興業を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施する。