一誠社 「2017 ISSEISHA FAIR」 7月29日・30日に開催
高松の一誠社が主催する「2017 ISSEISHA FAIR」が、7月29日と30日、香川県高松市のサンメッセ香川で開催される。「極めよう To Be 1」をテーマに、四国の印刷業界の強みや特長を生かすための事業展開のヒントが提供される。
四国の印刷業界は、国内でも有数の一貫製造、サービス体制を構築しており、 新しいメディアや商品開発、地域密着の活性化支援などにも積極的に取り組んでいる。これまでに培われた知識や技術に加えて、常に選択肢を拡大しながら、自社の強みを再認識し、得意分野でのNo.1を目指している企業は多い。こうした柔軟な戦略を取る四国印刷業界に対して、「ISSEISHA FAIR」では、展示とセミナーを通じて、印刷ビジネスに役立つヒントが提供される。
一誠社 佐々木博美社長『開会挨拶』から <抜粋>
「極めよう~To BE 1」テーマに、 強み生かすヒント提供
世界的に保護主義的な動きが広がりつつある中、多くの先進国では勢いに欠ける成長であり、資源輸出国の苦境は継続しており、先行きが不透明な状況です。一方、国内経済は、国際経済の影響もありつつ、まだまだ厳しい状況ながらも緩やかな景気回復基調が続くと見られております。
我々印刷業界に目を向けますと、経済産業省による「工業統計表」の印刷・同関連業の出荷額は、1991年の8.9兆円をピークにシュリンクし、6兆円を割り込んだとも言われております。
しかしながら、印刷産業は、従来の製造業だけではなく、情報、サービス、コンテンツ産業など多様な製品・サービスに拡がりを見せており、上記の数字だけでは表せられない面もございます。
また印刷生産額で見ますと、その大部分を占める商業印刷は、浮き沈みはあるものの増加傾向であり、包装印刷は、年々大幅に落ち込んでいる出版印刷を逆転し、これからの伸びが期待されております。市場の需給バランスも超供給過剰が解消され、1事業所当たりの出荷額は増加傾向にあるなど、印刷市場の好転を示す指標が垣間見られております。
四国の市場を見渡しますと、人口減、少子高齢化が顕著な事もあり、地域の活力低下、市場の縮小が懸念されております。印刷市場の指標が好転を示す中、まだまだ実感が湧き辛い状況である一方で、訪日外国人観光客誘致では、四国への注目が急激に高まっているなど、新たな需要に期待が持たれています。
四国の印刷業界の皆様は、国内でも有数の一貫製造・サービス体制を有されており、これまでも、新しいメディアや商品開発、地域密着での活性化支援などにも積極的に取り組まれております。これまで培われた知識や技術に加え、常に選択肢は拡大しながらも、自社の強みを再認識し、得意分野でのNo.1を目指しておられます。
時には企業間ネットワークを駆使し、1つになって強みに変えています。様変わりの激しい市場ニーズに対応する為、「ワン」ストップ体制を強化され、様々な、そして柔軟な戦略で取組まれています。
このような背景から、今回の展示会テーマを『極めよう〜To Be 1』とさせて頂きました。皆様が描き、そして推進しています戦略を更に極めるヒントとなれば幸いです。
会期:7月29日㈯9:30〜17時、30日㈰9:30〜16:00
会場:サンメッセ香川(香川県高松市林町2217-1)
問合先:株式会社一誠社 Tel.087-867-1148