ローランドDG 会員制DIY工房「TechShop Tokyo」にプリンタ製品が導入

業務用インクジェットプリンターやデジタルものづくりツールを製造・販売するローランド ディー.ジー.の製品が、4月1日にグランドオープンするTechShop Tokyo(テックショップ東京)に導入された。

TechShopは、2006年にアメリカで創業した会員制オープンアクセス型DIY工房。ものづくりに必要なさまざまな工作機器を活用して、アイデアを自由にカタチにすることができる。

アジア第1号店となるTechShop Tokyoは、敷地面積1,200平方メートルのスペースに本国アメリカと同等の最先端工作機器を50種類以上取り揃えた。同社の製品としてはUV-LEDプリンター、3次元切削加工機、メタルプリンターの4製品が設置されている。

UV-LEDプリンター「VersaUV(バーサユーブイ)LEF-20」は、皮革やフィルムをはじめ布地や樹脂など多様な素材にダイレクトでフルカラー印刷を実現し、オリジナルグッズの製作をはじめ、量産前の試作品やカスタマイズモデルの製作などに活用されている。また、3次元切削加工機は、軽金属や樹脂の加工に適した大型の「MODELA PROII(モデラ・プロツー)MDX-540S-AP」と、電子工作などで使用するプリント基板を製作できる卓上型の「monoFab(モノファブ)SRM-20」の2製品を設置。メタルプリンター「METAZA(メタザ)MPX-90」は、金属などに写真やイラスト、文字などを鮮明に表現するだけでなく、製品やパーツにロゴマークやシリアルナンバーを刻印することで、付加価値を高めることができる。

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