ローランドDG UVプリンター拡張テーブルユニット「ET-64L/54L/30L」を開発、B0サイズまでの紙器パッケージ製作に対応
ローランド ディー.ジー.株式会社は、大判インクジェットプリンターTrueVIS(トゥルービズ)シリーズ「LG-640/540/300」と、DGXPRESS(ディージーエクスプレス)シリーズの「UG-642」で使用できる拡張テーブルユニット「ET-64L/54L/30L」を開発。両機はB0サイズまでのコートボール紙への印刷に対応し、紙器パッケージ製作用途に利用できる。
LG-640/540/300とUG-642は、吐出したインクに紫外線を照射することで、瞬時にインクを硬化させる特性を持ったUVインクジェットプリンター。インクが印刷する用紙の表面上に定着するため、多種多様な材料にダイレクト印刷できるのが大きな特長となっている。
インクは、CMYK、レッド、オレンジに加え、クリア(透明)や白、プライマーを取り揃えており、各インクのレイヤーを重ねて印刷することで、ユニークで付加価値の高い特殊印刷表現が可能となっている。その用途は広範囲にわたり、広告・看板製作をはじめ、インテリアデコレーションの内装やシール・ラベルやステッカーの製作など、多彩なシーンで活用できる。
今回発表するETシリーズは、LG-640/540/300およびUG-642に取り付けることで、B0サイズまでの紙器パッケージ用本紙を搬送できる専用テーブルユニット。これにより、食品、薬品、化粧品などの小さなものから、酒瓶や家電製品、玩具など大きなものまで、さまざまなサイズの紙器パッケージの試作やモックアップの製作が可能となる。