レディバードクラブ 20周年記念の全国・東京地区・関東甲信越静地区合同大会を開催。共に学び、共に成長し、印刷の新しい概念を
SCREENグラフィックソリューションズとSCREEN GPジャパンのユーザー会、「レディバードクラブ」(水上光啓代表理事)は、全国・東京地区・関東甲信越静地区合同の20周年記念大会を、IGAS2022初日の11月24日にホテルオークラ東京で開催した。
冒頭に水上光啓代表理事は「お蔭様でレディンバードクラブは20周年を迎えた。会員の皆様、SCREENの協力に感謝したい。この間のコロナ、ウクライナ戦争、円安で大きなダメージを受けた。印刷の新しい概念を作り直さなければなりません。創造的でフレキシブル、柔軟な思考、インターネット対応とともに改善と提案力が求められている。経営者は明るく、元気で前向きに未来を語り、そして学び続けなければなりません。新鮮な空気の水先案内人の役割が求められています。講演では変化と未来を語っていただく目的で二人の講師をお迎えした。久夛良木氏は私の高校時代の友人で、ソニーでプレイステーションを事業化し、ユニークな発想力を持ち未来を語れる男だ。モーリー・ロバートソンさんは社会の変化を語って頂ける」と講師を紹介した上で、「例えて言えば、デジタルの暴走族のごとく、好奇心の塊、ファイターとして共に学び、共に成長するというレディバードクラブの精神を追求して新しい印刷業界にチャレンジしていきたい」と呼びかけた。
続いて4月から新社長に就任したSCREENグラフィックソリューションズの田中志佳代表取締役社長とSCREEN GPジャパンの有賀 賢一代表取締役社長が今後の事業展開を説明した。田中社長は、「予測不可能な時代にあって、経済成長と同時に環境配慮、エネルギー資源問題など様々な視点が加わる。SCREENは三方よし+Oneを印刷業界全体に応用展開し、社会課題に取り組み、デジタル印刷を中心に据えてフロントデータを活用したソリューション、商業印刷・出版印刷から後加工を組み合わせたソリューションを提供する」と今後の事業展開を説明するとともに、「ウクライナ避難民のこどもへの絵本の寄付、コーヒーブランドPEACECOFFEEプロジェクトに協力している」とウクライナ支援への取り組みを説明した。また有賀社長はSCREEN GPジャパンがメディアテクノロジージャパン設立から20年の歩みを語るとともに、「ソリューションクリエーターとしての業界でのプレゼンを確立し、事業拡大と新事業領域創設による持続的成長に貢献する」と同社のコンセプトを述べた。
講演では、久夛良木健氏(サイバーアイ・エンタテイメント(株)社長・CEO)が「イノベーションによる新規事業創出」、モーリー・ロバートソン氏(国際ジャーナリスト)から「世界の動きとこれからの日本」を演目に講演が行われた。また交流会では秋の叙勲で旭日中綬章を受章した水上光啓代表理事に花束が贈呈された。