レディバードクラブ 全国大会で印刷業のM&A学ぶ
レディバードクラブの全国大会Future Visionセミナーが10月4日、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で開催され、全国から500人超が参加。印刷業界のM&Aについての講演、パネルディスカッション、対談や、途上国でブランドを立ち上げる企業家による講演を行った。
前半は、山田ビジネスコンサルティングの橋爪健太氏が『印刷会社におけるM&Aの必要性』をテーマに講演。企業の生き残り策として、協力関係を拡大し、自社の資源、機能を強化するM&Aについて言及した。パネルディスカッションは、『経営戦略としてのM&Aの実際と今後の展望』と題し、小松印刷の小松義彦氏、東京リスマチックの鈴木隆一氏、ウエマツの福田浩志氏の3氏が各社が展開するM&Aの背景や狙いについて語った。
引き続き、対談では、日経印刷の林吉男会長と山田ビジネスコンサルティングが対談し、印刷業界のM&Aについて述べた。
後半の講演では、アジア最貧国と呼ばれるバングラデシュをはじめ途上国発のデザイン性に優れた高品質なブランド品を製造、販売するマザーハウスの山口絵理子氏が、起業の経緯や自社工場建設などのエピソードを紹介した。