レイクルー 中小企業の広報・PR担当者273名に「中小企業の広報・PR活動」に関する実態調査を実施 約9割が広報・PR以外の業務を兼任

株式会社レイクルーは、中小企業の広報・PR担当者を対象に「中小企業の広報・PR活動」に関する実態調査を実施した。調査は2024年11月12日から11月14日まで中小企業の広報・PR担当者273名を対象にインターネット上で行われた。この調査結果から、中小企業の4割以上が会社の広報・PR活動を2名以下で担当しており、また約9割の中小企業の広報・PR担当者が広報・PR以外の業務も兼務していることが分かった。

中小企業の4割以上が会社の広報・PR活動を2名以下で担当している
「あなたの会社の広報・PR担当者はあなたを含め何名いるか」を尋ねる設問への回答では「2名」が最も多く25.6%、次に「5名以上」が24.2%、「3名」が22.0%で続く結果となった。「1名」という回答も17.6%あり、最も多かった「2名」という回答を合計すると回答率40%を超える。この結果から中小企業の4割以上が会社の広報・PR活動を2名以下で担当していることが明らかとなった。また、「広報・PR以外の業務も兼務しているか」を問う設問の回答では、「はい」が88.6%と圧倒的に多い結果となった。

広報・PR活動の一環でプレスリリースを活用

「広報・PR活動の一環でプレスリリースを活用しているか」を尋ねる設問への回答では、「はい」が69.6%、「いいえ」が30.4%という結果となった。また、広報・PR活動の一環でプレスリリースを活用していると答えた回答者に、「プレスリリースに関する悩みは何かあるか」を尋ねる設問では、「はい」が81.0%、「いいえ」が19.0%という結果となった。この結果から、中小企業の広報・PR担当者の多くがプレスリリースに関して何らか悩みを持っていることが明らかとなった。

中小企業の広報・PR担当者のプレスリリースに関する悩みは多岐に渡る

プレスリリースに関する悩みがあると回答された人に、「プレスリリースに関する悩みはどのようなものか」を問う設問の回答では、1位が「どのようなメディアにプレスリリースを届ければいいかわからない」で45.5%、2位が「中々メディアに取り上げてもらえない」で44.2%、3位が「正しいプレスリリースの書き方がわからない」で40.9%という結果となった。4位以降も回答率30%を超える悩みが複数続き、この結果から、中小企業の広報・PR担当者がプレスリリースに関して持つ悩みは多岐に渡ることが判明した。

約6割が調査リリースを実施したことがない
「プレスリリースのネタ自体を調査でつくる、調査リリースを実施したことはあるか」を尋ねる設問への回答で多かったのは、1位が「実施したことがある」で38.3%、2位が「実施してみたいが、やり方がわからないから実施していない」で27.9%、3位が「実施してみたいが、調査の企画が思い浮かばないから実施していない」で19.5%という結果となった。この結果から、約6割が様々な障壁から調査リリースを実施したことがないものの、実施をしてみたいという意向を持っていることが判明した。

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