リコー UVインク搭載の大判フラットベッドプリンター「RICOH Pro TF6251」を発売
リコーはサインディスプレイ市場に向けて、様々なメディアにダイレクト印刷し看板やパネル、グッズ、加飾した建材などを制作する大判インクジェットプリンター「RICOH Pro TF6251」の受注を開始した。
新製品は、リコーとして国内初となるUVインクを採用したフラットベッドプリンター。クラス最速の印刷速度と幅広いメディア汎用性により、スチレンボードのパネルや金属の標識、段ボールの包装材だけでなく、建材やインテリアなど多種多様なアプリケーションへの印刷を可能にした。
印刷速度は、最速で時間あたり116平方メートル。印刷領域は最大で2500mm×1300mmで、業界で最大となる厚さ110mmまでのメディアに印刷することができる。またオプションでロールメディアへの印刷も可能で、2200mm(幅)×300m(長さ)までの印刷に対応する。
インクにはGreenguard認証に準拠した臭いの少ないUVインクを採用。屋内アプリケーションへの対応のほか、光を照射すると瞬時に強固に硬化するUV硬化型インクにより、速乾性が求められる印刷や、インク受容層のないメディアに印刷。多種多様なメディアへの対応を実現した。また、色域の広いインク「RICOH Pro UV Ink GP120」と、高い密着性と広い色域を兼ね備えたインク「RICOH Pro UV Ink DG130」の2種類のインクを採用したことで、活用用途やメディアの種類に応じてインクを選ぶことができる。