リコー 省エネと快適性を両立する照明・空調制御システムの提供を開始

リコーは、センサーを用いて人の所在や照度、室温をエリア単位
で検知し、照明や空調機器、デマンド監視装置を統合的に自動制御することで、省エネと快適性・利便性を同時に実現する照明・空調制御システム「RICOH Smart MES」を、地域限定で提供開始した。

新製品は、リコーのセンシング技術やクラウド技術を活用し、入室に合わせた照明の自動点灯はもちろん、「誰もいない場所は照明を消し、空調を省エネモードにする」「明るい昼間は窓際の照明の明るさを調整する」「営業時間前から空調を自動で作動させ、お客様を適温でお迎えする」といった照明や空調のきめ細かな制御を自動で行うことで、省エネと快適性を、利便性とともに実現する。また人の在・不在データを取得し空間の利用状況を把握することで、利用実態に即した最適なレイアウトへの変更や帰宅時間に合わせて照度を落として帰宅を促すなど、より快適な働き方やワークプレイスの改善に貢献する。

同システムは、一般オフィス、介護施設、文教、倉庫など、さまざまな空間で省エネと快適性・利便性を実現するために、制御対象機器の拡充に向けたパートナーとのアライアンスを強化しており、遠藤照明、大崎電気工業、ダイキン工業、東芝デジタルソリューションズと技術連携を行っている。

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