リコー 岩手県遠野市と地方創生に関する連携協定を締結、遠野市たかむろ水光園にて、クラウドファンディングを利用したライトアップイベントを開催

株式会社リコーとリコージャパン株式会社は、9月29日、岩手県遠野市と地方創生に関する連携協定を締結した。

同協定は、遠野市およびリコー、リコージャパンが、相互に連携し、各々の有する資源を有効に活用した地域振興を図る取り組みの協働を実践することにより、持続可能な社会の構築に資する施策を創出することを目的としている。

リコーグループは、持続可能な社会づくりの実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」「経営基盤の強化」「社会貢献」の3つの活動に取り組んできた。その取り組みのひとつとして、電力の地産地消による脱炭素型・循環型社会の実現を目指し、地域の魅力を高め、地方創生を推進している。

左から、カリンちゃん、リコー 未来デザインセンター長 駒場 瑞穂、遠野市 多田 一彦 市長、リコージャパン 岩手支社長 飯野 智久、くるりんちゃん

遠野市は地方創生に資する取組である地域脱炭素の実現に向けて、豊かな地域資源を生かした小水力発電等の再生可能エネルギーの導入検討や脱炭素に関する学習会の開催等に取り組んでいる。また、デジタルを活用した地域の課題解決を図り、「デジタルとアナログが融合した持続可能なまちづくり」を進めている。

これまで、両社は遠野市宮守町達曽部地区での超小型ピコ水力発電装置の組立と発電実験、再生可能エネルギーと再生プラスチックについての講義およびグループディスカッションなどのワークショップを実施してきた。両社は今回の協定の締結を機に、多様な分野において、お互いの資源やノウハウなどを連携させた取り組みを加速させ、遠野市の持続可能な社会の実現を強力に推進していく。

締結後の取り組みの第一弾として、遠野市たかむろ水光園にて、クラウドファンディングを利用したライトアップイベントを開催する。ライトアップの電力はリコーのスタートアッププログラムTRIBUSで採択された「WEeeT-CAM」の技術を活用し、園内に設置したピコ水力発電機で賄う。

関連記事

最新記事