リコー パートナーと協業でクラウド複合機の展開強化
リコーは、クラウドに対応したソリューションのニーズの高まりを受け、開発パートナーと協業し、複合機連携クラウドソリューションの展開を加速する。これまでもサイオステクノロジー、きりんやBoxをはじめとした数多くのパートナーと連携してきたが、今回新たに、コンカーと連携し、経費精算・管理を効率化する複合機連携クラウドソリューションを2月から提供する。今後、提供するクラウドパートナーソリューションを順次拡大していく。
昨年5月にデジタルフルカラー複合機の中・高速クラスのラインアップを一新し、操作部に10.1インチWSVGA大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を全モデルに搭載。フリックやピンチイン・ピンチアウト、ドラッグなど、指先ひとつで直感的な操作が可能で、スマートデバイス同様にアプリケーションが実行できる。また、このパネルから「RICOH アプリケーションサイト for MultiLink-Panel」に接続すれば、顧客自身で複合機に業務課題やニーズに合うアプリケーションを簡単にインストールすることが可能。これにより、業務に合わせて、複合機をクラウドサービスの入出力端末として使用できる。
パートナーに対してリコー製複合機との連携ソフトウェアの開発・販売を支援するRicoh Developer Programで、RICOH SmartSDKを提供するなど、クラウドサービスを提供するパートナーと連携したソリューション開発を強化する。このプログラムを活用したクラウドソリューションの提供により、クラウドの世界とリアルなオフィスの世界との間を複合機が取り持ち、自由に情報交換を行うことが可能となる。