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リコー サイボウズと資本提携契約を締結、国内外でのデジタルサービス事業の展開を加速へ

株式会社リコーは、サイボウズ株式会社と資本提携契約を、12月20日、締結した。
両社は今回の資本提携により協業関係を一層発展、強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、国内外でのデジタルサービス事業の展開を加速させる。

リコーとサイボウズは、2022年4月27日、国内外でのDX(デジタルトランスフォーメーション)加速を目的にしたデジタルサービス事業に関する業務提携に合意。顧客先に近い現場のデジタル人材やソフトウェア技術者の人材交流などを進め、2022年10月にはクラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」を共同開発し、国内市場向けに発売している。「RICOH kintone plus」は、リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration」と連携するもので、リコーが中小企業向けのスクラムパッケージや中堅企業向けのスクラムアセットの提供を通じて培ってきた業務改善ノウハウや、これまで「kintone®」を提供するなかで得てきた要望をもとに、リコーオリジナルアプリテンプレートやプラグインを用意している他、リコー製複合機との連携も可能にしている。
サイボウズが有するローコード・ノーコードの開発力と、リコーのグローバルでの販売サポート体制による課題解決力を掛け合わせ、顧客に寄り添う伴走型のサポートにより、顧客先の「現場の人が主体の業務改善」を支援している。

両社は今後、2022年度中に米国、その後は欧州などへ順次展開地域を拡大する予定。
海外展開の第1弾となる米国においては、リコーが保有する強固な顧客基盤とサイボウズがこれまで米国事業で蓄積したノウハウを組み合わせてより強固な組織体制を構築、維持するために、今後3年間にわたり、人件費、マーケティングのための広告宣伝費等に投資する予定としている。

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