株式会社ecloreが運営するランクエストが2024年最新版のGoogleコアアップデート対策と影響について、SEO実務経験2年以上の188名を対象にアンケート調査を実施した。
アンケートの結果、54.8％は順位が上がり、37.2％が変わらないと回答した。

しかし８％は下落しており、内サイトの分類がサービスサイト・オウンドメディア・データベースであることが分かった。結果からコアアップデートに左右されないためにはコンテンツを定期的に更新することやユーザーニーズを満たすコンテンツ作成、長期的な効果を生むための基盤作りなど対応が必要となっていると示していた。
また「どのくらいの期間で元の順位水準に戻りましたか？」という設問に対して元に戻るまでの期間最も多かった回答は「元に戻っていない」で、全体の40％を占めた。次いで、「3か月以内に回復した」が33.3％、「6か月以内に回復した」が26.7％と続いた。この結果から、Googleコアアップデートによる順位下落の影響が一部のサイトでは長期化しており、早期の回復が難しい場合があることが窺えた。アップデート後の順位回復には、状況に応じた継続的な対策が重要であると考えられている。