ラクスルは、オンデマンド印刷の領域で、インターネット上で全国の印刷会社とリアルタイムに取引できる発注プラットホームを開発した。6月1日（水）よりこのプラットホームを活用した新しいシェアリング・エコノミー型印刷サービスである『当日出荷サービス』を開始する。

ラクスルはこれまで「オフセット印刷」と呼ばれる大部数印刷の領域を中心に全国の印刷会社が保有する印刷機の空き稼動を利用したシェアリング・エコノミー型サービスを展開している。ユーザーから寄せられる少部数・短納期に対するニーズの高まりを受けて、必要なものを、必要な時に、必要な部数だけを印刷できる「オンデマンド印刷」の領域でも、全国の印刷会社とのパートナーシップの締結およびリアルタイム性が高く効率的な印刷を実現できるシステムを開発してきた。

このたびリリースされる新たな発注プラットホームでは、ラクスルが受注した注文一覧を提携の印刷会社がオンライン上で確認し、自社の“今”の印刷機の稼動状況や得意とする印刷物にあった注文だけを選んで受託できるようになった。印刷会社にとって必要なときに必要な分を自社判断でリアルタイムに受託できる仕組みを提供することにより、印刷会社の稼働率アップと業務効率化を実現する。