ラクスル 日本政策投資銀行、オプトHDなどから20.5億円の資金調達
ラクスル(本社:東京都品川区、松本恭攝社長)は、日本政策投資銀行、フィデリティ投信が運用する複数のファンド及び既存株主であるオプトホールディング、グローバル・ブレイン、GMO VenturePartners、Global Catalyst Partners Japan から、事業強化を目的に総額 20.5 億円の資金調達を行った。今回の資金調達を含め、エクイティでの累計資金調達額は約79億円となる。
同資金調達のリード投資家である日本政策投資銀行は次世代の成長産業を支援する投資家であり、同行から社外取締役を迎え、取締役会の活性化を図っていくという。また、フィデリティ投信は世界的にも有名な大手投資信託(ミューチュアルファンド)。
ラクスルは、2015年2月に総額40億円の資金調達を実施し、従来の印刷のEコマース事業の更なる拡張のための投資に加えて、中小企業向け集客支援プラットフォームの構築、物流事業『ハコベル』のローンチ、シンガポールに子会社を設立して海外展開も行ってきた。その結果、売上成長率は過去3年間で50倍程度にのぼり、会員数も約30万にまで成長している。(同社発表)
今回の資金調達により、主力事業である印刷のEコマース事業の更なる拡張のための投資に加えて、集客支援事業及び物流事業の成長をさらに加速し、中長期的に企業・事業の成長を図るとしている。