ユポ・コーポレーション バイオマス樹脂配合の合成紙ユポグリーンシリーズの新製品でユポ電飾用紙を開発
ユポ・コーポレーションは、ファストフード店や駅等で使用されるバックライトポスター(電飾看板)を主用途とした新製品「ユポグリーンシリーズ ユポ電飾用紙 BLRG 150」を開発した。「ユポグリーンシリーズ」は、2019年3月に販売を開始した、国内初のオレフィン系バイオマス樹脂配合合成紙。本製品は、2021年秋より販売開始予定。
今回開発した「ユポグリーンシリーズユポ電飾用紙BLRG 150」は、バイオマス樹脂配合でCO₂排出量削減に貢献するほか、ユポ特有の光の乱反射を利用することでバックライトポスター(電飾看板)に最適な、国内初オレフィン系バイオマス樹脂配合合成紙の新規ラインナップ製品。
同社が製造・販売をしている電飾用途の製品は、ユポ特有の光の乱反射を利用することで、蛍光灯などの形状が裏移りすることがなく絵柄を綺麗に表現でき、非点灯時にも十分な見栄えを実現できるため、昼夜兼用のバックライトポスター(電飾看板)などに最適な商品。今秋より販売開始となる新製品「ユポグリーンシリーズ ユポ電飾用紙BLRG 150」は、製品特性は現行品そのままに、バイオマス樹脂を配合。現行の当社製品からの切り替えにより、年間約7tのCO2排出量削減効果が見込める。(国内ベース)
なおユポグリーンシリーズは、内部にミクロボイド(微細な空孔)を有しているため、同用途のPET系製品に比べてプラスチック使用量を32%削減。加えてバイオマス樹脂配合によりCO₂排出量を約40%削減することが可能となっている。今後も当社が策定した「環境憲章」に基づき、環境配慮型の製品ラインナップ拡充に取り組んでいく。