モリサワ 次回の文化フォーラムは“ウイリアム・モリス”テーマに3月15日に開催
モリサワは、第17回モリサワ文字文化フォーラム「ウイリアム・モリスの軌跡 -120年を超えて愛される美しきデザインとケルムスコット刊本-」を、3月15日、大阪のモリサワ本社(4階 大ホール)で開催する。
第17回となる今回は、ウイリアム・モリスの創作活動の軌跡をたどる内容。ウイリアム・モリスのデザイン思想をテーマにした藤田治彦氏による講演のほか、ケルムスコットプレスで生まれた書体「ゴールデンタイプ」「トロイタイプ」「チョーサータイプ」の現代まで続く歴史的な影響と変遷をテーマにした白井敬尚氏による講演が行われる。
また会場には、モリサワが所蔵するコレクションの中から「ケルムスコット刊本」も展示する。
なお、第16回のモリサワ文字文化フォーラムは、1月22日、「文字とデザイン Vol.6」をテーマに行われた。
当日は、「デザインが果たすこれからの役割」をテーマに、K2の長友啓典氏と黒田征太郎氏、大日本タイポ組合の秀親氏と塚田哲也氏という2つのユニットを迎え、司会をデザイン団トンネルの鈴木信輔氏と樋口寛人氏が務めて、3つのセッションから成る約3時間半のフォーラムとなった。
『大日本タイポ組合』と『K2』という世代を超えた2つのユニットによる“グラフィックが創り出すデザインの力”について語られた。セッション3では、ユニットが生み出すデザインの世界について、またデザインの役割りへの期待などが発信された。
当日は、本会場となるモリサワ本社4F大ホールには約180名が、同時中継でつないだ東京本社会場には約50名が参加した。
第17回モリサワ文字文化フォーラムの申込みは2月29日14時~、モリサワWebサイトにて行う。詳細についてもWebから確認できる。
【モリサワ 第17回モリサワ文字文化フォーラム】
日時:3月15日(火)13:30~17:00
会場:株式会社モリサワ本社4階 大ホール