モリサワ Webフォントサービス「TypeSquare」がICT教材eboardのデジタルドリルに採用、「UDデジタル教科書体」が利用可能に
株式会社モリサワの「UDデジタル教科書体」が、NPO法人eboard(イーボード)が開発・提供するICT教材eboardのデジタルドリルに採用された。
モリサワの「TypeSquare」はインターネットを介してフォントを配信し、Web ブラウザで表示させる「Web フォント」のサービス。Web サイトの検索性の向上が見込まれるだけでなく、自動翻訳や音声読み上げといった機能とも連携しやすくなり、伝えたい情報を的確に届けられるようになる。
一般的な明朝体やゴシック体はもちろん、デザイン書体やUD(ユニバーサルデザイン)書体、多言語書体などモリサワの豊富な書体ラインナップで、Web サイトの多彩なデザインを実現する。
ICT教材eboardは、映像授業とデジタルドリルで個々に応じた学習をサポートしており、全国11,000校以上の教育現場で利用されている。読みに困難を抱える子を含む、多くの子どもたちがより学びやすい書体の選択肢を増やすため、この度モリサワのWebフォントサービス「TypeSquare」を導入した。希望する利用校(先着100校)は、デジタルドリルの問題文、解説文などを「UDデジタル教科書体」で表示することができる。
モリサワの「UD デジタル教科書体」は、デジタル教科書をはじめとしたICT 教育の現場に効果的なUD(ユニバーサルデザイン)書体である。学習指導要領に準拠し、書き方の方向や点・ハライの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑え、ロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)に配慮したデザインで、読みやすさについてのエビデンスも取得している。
モリサワの「TypeSquare」
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/typesquare/
ICT 教材eboard の「学びやすさへの工夫」について
https://info.eboard.jp/manabiyasusa.html