モリサワ 2024年度新書体として140以上のデザインをリリース、新書体ティザーサイトもオープン

株式会社モリサワは、2024年度新書体として、すでに発表済みの写研フォントや当社初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」に加えて、世界観づくりにぴったりな和文デザイン書体やグローバルな情報発信にも対応できる多言語書体など、合わせて140以上のファミリーをリリースする。

このほど、追加ラインナップ発表に合わせ、新書体ティザーサイトを公開しました。サイト内では、ラインナップや書体見本をまとめた紹介ムービーを掲載した。

ラインナップや書体見本をまとめた紹介ムービーを掲載
140以上のファミリーをリリース

2024年度新書体は、サイケデリックなアートや音楽からインスパイアされた極太の「虹蛸天国(にじたこてんごく)」のほか、丸い輪のような装飾が楽しげな印象を与える「はるかぜ」、江戸文字からインスパイアされた「てやんでぇ」など、世界観づくりにぴったりなデザイン書体をリリース。

さらに書家による毛筆の文字が元となった「花氷(はなごおり)」など、華やかな筆文字系デザイン書体の選択肢が広がる。明朝体には、2023年にリリースした「欅(けやき)明朝 Oldstyle」の見出し書体「欅見出明朝」や、人気の「秀英にじみ」シリーズから「秀英にじみ初号明朝」などを新たに追加したほか、ユニークなファミリー展開が特徴の「Heavy」シリーズなど、デザインに彩りを加える特色豊かな欧文書体にも注目されている。

そのほか、グローバルな情報発信にも対応できる多言語フォントが拡充し、オールドスタイルのゴシック体「A1ゴシック」に簡体字や繁体字が、欧文スーパーファミリー「Role」にインドと東南アジアの主要な種類の文字に対応する多言語展開ファミリーが登場した。

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