モリサワ 米国でフォントDL販売サービス公開

モリサワは、5月29日から、デジタルフォントのダウンロード販売サービス「Fontelier」(フォンテリエ)を米国で公開した。「Fontelier」は、高品質なフォントを1書体からダウンロード購入できるサービス。同サービス名はフォント(font)とアトリエ(atelier)から作られた名称で「美しくデザインされたフォントが創造され続けるプラットフォームでありたい」という意味が込められている。

今回の公開では、米マサチューセッツ州在住の世界的な書体デザイナー、マシュー・カーター氏をメインデザイナーに迎え、Shotype Designの岡野邦彦氏、モリサワの3社のコラボレーションワークによって制作された欧文書体「Role」のほか、「Vonk」「Clarimo UD PE」を提供する。今後、国際的な国内外のフォントメーカによるフォントの提供も予定されている。

モリサワは今後、多言語フォントの開発ならびに「Fontelier」によるグローバルな提供を強く推進する。ラテン文字、中国語繁体字、簡体字、ハングル、キリル文字、ギリシア文字、アラビア文字、デーヴァナーガリー、タイ文字など、グローバル化が進むコミュニケーションをフォントという側面からサポートする。

今回の公開で「Fontelier」が利用できるのは、米国 カリフォルニア州、ハワイ州、イリノイ州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州、ロードアイランド州、テキサス州、ワシントン州、ワシントンD.C. 。対象となる国と地域は随時拡大する予定。

「Fontelier」サービスサイト

https://fontelier.com/

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