モリサワ 売上高3億円増の126億円に。ソリューション事業拡大・強化へ

モリサワは、12月8日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで記者会見を開き、2015年度の業績および今後の重点市場と重点事業、海外展開を明らかにした。

左から、モリサワの森澤彰彦社長と森澤武士常務
左から、モリサワの森澤彰彦社長と森澤武士常務

発表によると2015年2月期の売上高は126億1300万円となり、前年比3億円増を達成。2016年度も引き続き好調を維持し、森澤彰彦社長は「モリサワが提供するソリューションがお客様に支持されている」と説明した。

今期はメディアシフトによる情報配信が多様化する市場の変化、クラウド技術サービスの増加、新たな付加価値の提供を重点事業として推進。新規市場としてクラウドフォントサービス「TypeSquare」、多言語対応電子配信ツールの「MCCatalog+」、クラウド組版ソリューション「MC-Cloud」(未発表)、台湾、韓国、米国の海外OEMビジネス市場を開拓する 。さらに「MORISAWA PASSPORT」、電子書籍ソリューションの「MCBook」、「MCMagazine」、組版ソフト「MC-Smart 3」、可変印刷ソフトMVP7の既存市場の拡大を図る。

なお、海外市場では韓国ソウル、台湾台北市、米国サンフランシスコに事務所を開設したほか、CSR活動として公益財団法人日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとなったことも発表した。

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