モリサワ 三重県いなべ市と地方創生の推進などに取組むための連携協力に関する協定を締結

モリサワは、1月15 日、三重県いなべ市と連携協力に関する協定を締結した。地方自治体がモリサワの提供する複数のソリューションを活用して、課題解決を目指すのは初めての事例。

いなべ市は、新たな地域活力の創出、地域経済の発展および市民サービスの向上を図るため、関係人口創出、観光振興、人材育成などに取り組んでいる。一方、モリサワは昨年12 月より、いなべ市の中学生向けプレゼンテーション資料作成能力向上の特別授業を実施しており、今後は継続して中学生向けの特別授業を実施するほか、市職員向けユニバーサルデザインフォント活用研修の実施や、いなべ市の発行物の改善などに協力していく。

この度の協定により、モリサワが提供するUD フォントの活用や、多言語ユニバーサル情報配信ツール「MCCatalog+」をはじめとする人的・物的資源などを活用し、幅広い分野で連携・協力関係を構築していく。

モリサワは、「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトとしたUD フォントを開発。自治体・教育機関向けのサービスとして、UD フォントを公務用PC に包括契約で導入できる「MORISAWA BIZ + 公共団体向けUD フォントプラン」を用意し、情報のユニバーサルデザイン化を支援している。

そのほか、あらゆる紙媒体をデジタル化し、スマートフォンやタブレット端末に手軽に配信することができる多言語ユニバーサル情報配信ツール「MCCatalog+」も、多くの自治体で導入が進んでいる。「MCCatalog+」は、最大10 言語への多言語自動翻訳や自動読み上げ機能、誰にでも見やすいテキストウインドウ表示などの機能を備え、時間・場所・言語にとらわれず、読者の最適なスタイルで閲覧することができるツール。

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