モリサワ モノクロデジタル印刷機「RISAPRESS 7136/7120」発売、ワークフローの高速化で印刷現場の課題解決
株式会社モリサワは、11月10日、新世代モノクロデジタル印刷システム「RISAPRESS 7136」と「RISAPRESS 7120」(2機種合わせて、以下「RISAPRESS 7136シリーズ」)を順次発売する。
同シリーズは、2018年に発売開始した「RISAPRESS 6136」と「RISAPRESS 6120」の後継機。高生産性と高信頼性をさらに追及しており、印刷現場の課題解決を推進し、収益拡大をサポートする。
出力速度は、A4 ヨコ136ppm、さらにA3 サイズではトップクラスとなる78ppm 。オンデマンド印刷に重要な短納期サービス、突発的なオーダーへの対応など、印刷ビジネスの向上に寄与する。対応用紙厚は40g/m2の薄紙から、350g/m2の厚紙、自動両面印刷も300g/m2の用紙厚まで印刷が可能。多様な印刷サービスに答える。また、モリサワはオフセット印刷と同様のエアサクション方式を採用した給紙ユニットも用意しており、オフセット印刷済みの用紙などでも、確実で安定した給紙を実現する。さらに、封筒印刷専用定着ユニットを使用することで、高品質で安定した封筒印刷を実現する。
同機はスキルレスと省人化を実現する機能も多数備わっている。「かんたん設定機能」は、操作経験が浅い担当者の操作をサポートし、ス印刷現場の人手不足の課題を解決する。
加えて、自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー(IQ-501)」の「1to1印刷(バリアブル印刷)の自動検査機能」が利用でき、キャリブレーション・表裏見当調整を自動化、人の手による検査工数を大幅に削減する。空いた時間を他の印刷作業や付加価値の高い業務に充てることで、印刷会社の収益拡大を後押しする。
モリサワは、デジタル印刷こそがその変革の中心において役割を発揮するという信念のもと、これまで提供してきた自動化やスキルレスといった「生産プロセス効率化」と、売上利益向上を支援する「付加価値創造」の両輪をさらに追求していく。そして、より多用化するニーズに応え、印刷物を企画・発注する人々、印刷物の生産・物流に関わる人々、印刷物を利用する全ての人々に新しい印刷の世界を広げていく。