モリサワは、デジタル印刷システムのRISAPRESSカラーシリーズの新製品として、 フルカラー・オンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESS Color7100」を発売した。

「RISAPRESS Color7100」は、 高画質および多様な用紙への対応力の強化と、 自動品質最適化ユニットで評価を得ている「RISAPRESS Color6100シリーズ」の後継機種。プリンター本体は、従来機種より横幅が縮小したコンパクト設計でながら、上位機種の「RISAPRESS Color14000シリーズ」と同等のオプション装着で多彩な印刷物を生み出す。美しい仕上がりを実現し、小ロット、短納期、オンデマンドというデジタル印刷の良さを活かすことで、顧客企業のより幅広い提案を可能とし、印刷事業者のビジネス拡大に貢献する。

主な特長は、自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー（IQ-501）」により、色調管理や表裏見当の調整・補正作業の自動化、紙の汚れ、印刷の欠損を自動で検査し、不適合品を排出するだけでなくリカバリー印刷まで自動化できる。バリアブルデータについて、リアルタイムな照合と不適合品の排出で、検査工数の大幅削減と印刷品質への安心感を提供する。

生産性は、フルカラーの出力速度がA４サイズ時に毎分100ページ、 A３サイズ時は毎分57ページの高速出力を実現。紙厚52g/㎡～400g/㎡まで速度を落とさず印刷できる。封筒印刷ではオプションユニット無しで印刷ができるようになり、長尺紙への自動両面印刷も従来機種より18%長い900㎜までできるので、A４サイズの三つ折りカタログやポスターなど 特徴ある印刷物が作成可能。紙質に合わせたスクリーン設定や転写ローラーの位置と圧力を自動で最適化でき、エンボス紙への印刷はさらに高画質になった。

また、中とじ製本、 くるみ製本、 四方断裁、 名刺やカードの複数カッティング、 折り目加工など様々な後加工を インラインで、 ワンパス自動処理できる。

詳しい製品情報について　https://www.morisawa.co.jp/products/pod/risapress-color7100/