モトヤ 「MOTOYA COLLABORATION FAIR 2024 TOKYO」を開催、7月4日・5日、アキバ・スクエア」、、価格競争ではなく新たな仕事を取りに行くヒントを提供
株式会社モトヤ東京本社は7月4日(木)と5日(金)の両日、「アキバ・スクエア」(秋葉原UDXビル2F)において「MOTOYA COLLABORATION FAIR 2024 TOKYO(以下、モトヤコラボレーションフェア2024)」を開催する。
モトヤコラボレーションフェアは新型コロナウイルスの猛威を受け中断を余儀なくされており、今回は5年振りの開催となる。
これまで79回目の開催を数える「モトヤコラボレーションフェア」への出展社は延べ3,150 社、来場者は100,000 名に迫る。会場では社会全体でデジタル化が進む中で、モトヤのデジタルに対する姿勢を体験し、より多くの最新情報を提供する。
同社は更に進化する「モトヤコラボレーションフェア」を目指す。
■テーマは「付加価値×儲ける×活性化=COLLABORATION FAIR」
印刷物の確保や利益確保が厳しい環境下、モトヤコラボレーションフェアは、価格競争で仕事を取りに行くのではなく、新たな仕事を取りに行くヒントを提供できる展示会を目指す。
今後、新たな仕事を獲得する為には「印刷会社様のクライアント」のニーズを聞き出すことが重要になる。その為には「印刷会社の営業マン」が仕事を受注できる横のつながりのネットワークの構築を行うことと、デジタル印刷機の実力値の認識が必要である。
現在のデジタル印刷の品質を知ることで、「オフセット印刷でないと品質保持が出来ない」というイメージを変えて頂き、オフセットとデジタル印刷機の共存を行えば、クライアントへのアプローチも変わってくる。
印刷資材の値上げ、人手確保が出来ない、印刷の小ロット化、短納期化が迫られている昨今、現在のデジタル印刷機の進化には目覚ましい。この先、効率化、利益を確保する為には、デジタル印刷機とオフセット印刷機の棲み分けを明確にし、より利益のあがる体制と顧客のニーズを満たしていく体制の構築が必要とまる。
モトヤコラボレーションフェア2024では、経営者、現場責任者、現場方々はもちろん、「営業マン」に現状の認識と今後の展開のヒントを提供する。
モトヤコラボレーションフェア2024では、「新たな商材の発掘」「デジタル印刷とオフセット印刷の棲み分け」「人手不足を解消する為の人材の紹介」、また「人手不足を解消する為の省人化・省力化の提案」「環境問題に対する対応」に対する提案として七つのゾーンと二つのコーナーを展開する。
◆コラボレーションゾーン
西は九州から東は東京まで、全国から付加価値や特徴を持つ印刷企業35社が新しい商材を紹介する。
◆新規事業提案ゾーン
主としてインクジェットを利用した新規ビジネスを紹介。
・3Dスキャナー、3Dプリンターを利用した実物のフィギュア作成
・DTFプリントを利用したTシャツプリント
・ルーファスによるサインディスプレイの紹介
・キャラクタービジネスとしてアクリル制作、缶バッチ制作
◆こと売りゾーン
印刷会社の困りごとを解決。
・低温時の紙ムケ等の印刷トラブル解消する「SION」
・静電気のトラブル解消する「放電式除電装置」
・MISでの見える化「PRINT MANAGER(P-man)」
・アプリ制作等営業支援ツール「CARM2」
◆パッケージゾーン
デジタル印刷機を使用した小ロット厚紙パッケージデジタル印刷の実演。
・デジタル印刷機(Revoria)+偽造防止ソフト(Super line)+Aero Die Cut(ウチダテクノ)によるパッケージ印刷実演
・デジタル印刷機+圧着ニスのサンプル展示
◆自動化/省力化ゾーン
人手不足解消する工場の省人化・省力化の提案。
・パレタイジングシステム・AGV・ピッキングの提案
・法人名刺受注システムの提案「COSMOS」
・検査カメラ
◆環境/材料ゾーン
・環境対応資材を紹介
・印刷現場の環境対策に取り組む「モトヤEco no Mist」
◆デジタル印刷機ゾーン
最新のデジタル印刷機の展示。
●印刷最適化相談コーナー
オフセット印刷とデジタル印刷機の棲み分けを数値化、分析して顧客様毎の最適な環境作りを提案。
●人材活用相談コーナー
モトヤ キャリアエージェント部が派遣社員・正社員採用の相談を受け付ける。
■セミナー
▽7月4日(木)10:30-12:00
「drupa2024報告会」
株式会社モトヤ 次長 水野稔久
課長 西山英男
2024年5月28日から6月7日に開催された「drupa2024」に株式会社モトヤは視察団を派遣し、印刷機材商社の営業目線からのdrupa情報を報告。「drupa2024」で発表された機器やソフトの最新技術と今後の印刷業界の方向性を紹介する。
▽7月4日(木)13:30-15:00
「軽印刷業からグッズ製造業へ、コロナ禍からの新規ビジネス変革」
株式会社Be Block 代表取締役 松村祐輔 氏
1948 年祖父が創業75 年の軽印刷業者。バブル期の年商2.4億円から2002年は4期連続赤字1.3億まで落ち込む。先代時代にワンマン経営を引き継ぎ経営理念、経営方針、計画、戦略をすべて練り直し事業変革にすべてを託す。その後も幾度かの失敗を繰り返しながら新規事業に取り組み「3C分析」を取り入れ、現在グッズ製造業として25億円の売り上げ、162名の社員数を誇る企業に成長させたノウハウを講演する。
▽7月5日(金)10:30-12:00
「今仕事に活用できる画像生成AIとその進化」
有限会社樋口デザイン事務所 代表 樋口泰行 氏
最近のトレンドといえる生成AIの中で、印刷業界がもっとも注目を集める画像生成AIにスポットを当て、Photoshopに搭載された生成AIを使ったレタッチなどへの活用方法から、デザインやイラスト制作における画像生成AIの具体的な活用例を紹介。数ヶ月の単位で進化し続ける生成AIの最新の技術動向、生成AI使用の注意点について解説する。
▽7月5日(金)13:30-15:00
「印刷物生産現場の未来を切り拓く、省人化システムの最前線」
株式会社山善 TFS支社 戦略開発部
マーケティング室 室長 川崎仁達 氏
人材不足が深刻化している昨今、印刷業界における省人化は一見進んでいるように見えるが、実際にはまだまだ課題が多く残されている。同セミナーでは、以下の3つの重要なポイントについて詳しく講演する。
・生産現場における省人化が進んでいない現状
・メーカーが一律に提供する省人化設備の限界
・個々の生産現場に最適省人化システムとカスタマイズの重要性
こういった課題を解決するために具体的なソリューションを提供する、株式会社山善の省人化ソリューションを手掛ける川崎氏を講師に迎え、実例を交えて講演する。
■MOTOYA COLLABORATION FAIR 2024 TOKYO概要
▽会期=2024年7月4日(木)10:00-17:00、5日(金)10:00-17:00
▽会場=アキバ・スクエア(秋葉原UDXビル2F)
▽問い合わせ=展示会事務局 (03)3523-8711(諏訪)