モトヤは、文章の雰囲気や内容合わせて欧文を変更できるよう厳選した、12種類の欧文書体「モトヤ欧文書体デザインコレクション」を3月13日に発売することを発表した。

モトヤ書体の開発は、1950年代から始まり現在に至っている。この間モトヤ書体は、鉛活字、タイプ活字、写植用文字盤、デジタルフォント(ビットマップフォント・アウトラインフォント)と様々なフォントソリューションに対応し、その製品形態を変えてきた。しかし永年にわたる書体開発の歴史の中で、変わらないものが、「可読性」と「文字の美しさ」の追求。活字時代から「可読性」と「文字の美しさ」を追求し、印刷業界で絶大な支持を得てきたモトヤ書体は、近年では、テレビテロップやゲーム、Web、地図サイトなど幅広いジャンルに導入されるケースが増えている。

　新商品「モトヤ欧文書体デザインコレクション」は、同社が過去に活字ならびに自社組版機向け専用フォントとして販売していた欧文書体の中から、デザイン書体12書体を厳選し、標準的な欧文フォントの文字セットに拡張した商品。欧文書体デザインコレクションを使用することで単調になりがちな欧文文章に力強さや高級感、上品な印象など様々なイメージを付与しイメージを向上させることが可能となる。

〔製品概要〕 モトヤ欧文書体デザインコレクション(OpenTypeフォント／Mac用)、モトヤ欧文書体デザインコレクション(OpenTypeフォント／Windows用)、 1書体　4,400円(税込)／OpenTypeフォント、12書体セット44,000円(税込)／OpenTypeフォント
〔詳細〕 https://www.motoyafont.jp/font-list/alfabet_collection.html
〔フォーマットおよび対応OS〕Adobe Latin 2文字セットに準拠(250字)、Windows7以降 日本語版、Mac OS10以降 日本語版。