メディアテクノロジージャパン PreIGAS開く
メディアテクノロジージャパンは6月26日、東京都江東区のショールーム・ホワイトカンバスMON-NAKAで、『PreIGAS~デジタル印刷が未来の扉を開く~』を開催した。セミナーでは、「廣済堂が描く、これからの印刷事業について」を演題に、廣済堂の印刷再構築推進室の林太一室長が、「SCODIXの国内印刷物成功事例紹介~市場はデジタル加飾を求めている~」を演題に、SCODIX JAPANの杉山伸一氏と将之介商店の杉山将之介氏が講演した。また、メディアテクノロジージャパンB.I統轄部フロントソリューション推進部の徳田尚子氏がSCREENグラフィックソリューションズのIGAS出展概要を説明した。
廣済堂の林室長は、福島印刷との業務提携により実現した『設備のシェアモデル』について、その経緯とメリットを紹介した。
SCODIX JAPANの杉山氏は全世界で300台以上が稼働するデジタル加飾がクライアント開拓のツールとなることを指摘。費用対効果の高い印刷物を生み出すシステムとして、Scodixの性能を解説した。引き続き、Scodixを活用し、印刷物の企画・デザインから提案する将之介商店の杉山将之介氏が加飾印刷で高付加価値を実現する印刷物の横展開、深掘りされていく流れを説明した。
SCREEN GAは『Digtal Everywhere!デジタル印刷で世界が変わる。SCREENが変える。』をテーマにIGAS2018で多品種小ロットのオンデマンドブックやバリアブルDM、セキュリティーチケット、食品パッケージ用ラベル、飲料用シュリンクラベルなど、デジタル印刷のビジネス例を紹介する。(IGAS出展概要)