ムトウユニパック 「江東区ハニービー・プロジェクト」活動で養蜂事業を行い『はちみつ』3リットルを初めて収穫

NPO法人 江東区ハニービー・プロジェクト(略称:ハニプロ)と協力協定を締結した封筒・紙袋の紙製品メーカー 株式会社ムトウユニパック女性社員の有志「封筒女子部」は、8月17日に、東京都江東区永代橋のムトウユニパック本社屋上で養蜂事業を行った。

当日は雨が上がっているうちに、巣板を取り出して会議室に移動して、採蜜作業を行い、蜜が貯まって糖度も上がっていた巣板を3枚取り出して、みつばちの集めた花の蜜は巣中で熟成され、はちみつが完成。みつばちはミツロウでフタがされて採蜜ができ、蜜蓋を切り取って遠心分離機にかけてはちみつを取り出し、今回は3リットルほどを収穫した。

 同社の封筒女子部によると、「あいにくのお天気でしたが、雨のあがっているうちに巣板を取り出し会議室に移動して、採蜜作業をしました。この時期のみつばちの寿命は1ヵ月ほどで、その一生で集める蜜の量はティースプーン一杯と言われています。栄養がたっぷりで貴重なはちみつの味は濃く、パンチのきいた味わいでした。来春から本格的に養蜂を開始しますので、地元を中心に、はちみつの販売先や活用方法を模索しています」と語っている。

 江東区ハニービープロジェクトは、都市の緑化推進や生態系回復、生物多様性を推進するため、江東区の重点事業として「養蜂」を事業化し、2015 年から江東区役所の屋上で開始した。紙製品メーカーの同社は、SDGs の達成に向けてさらなる取り組みを模索していた。江東区ハニービープロジェクトとの縁があり、今回の取り組みは初めての収穫となった。

蜜のつまった重い巣板を持って
蜜蓋カットの様子
遠心分離機
遠心分離機からはちみつ
出来上がったはちみつ

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