ムサシ 春の大商談会が盛況、SDGsフェアトレード認証紙に関心
ムサシの『ムサシ春の大商談会』が3月7日、8日の両日、東京都港区の富士ゼロックスグラフィックコミュニケーションサービス東京で開催され、富士フイルムと富士ゼロックスの製品をはじめとした印刷システム機器のほか、SDGs(持続可能な開発目標)関連の製品が提案された。
ムサシの大商談会は毎回、印刷ニーズに応じた製品やサービスを展示し、多くの来場者で賑わう。近年はデジタル印刷の後加工製品に注力。今回もダイニックのオンデマンド光沢加工機、コムネットのレーザー加工機や自動搬送機付カッティングプロッターに注目が集まった。
また、会期中は3セッションのセミナーが開かれた。3月8日には環境ビジネス編集長の白田範史氏が『クライアント様も注目しているSDGsとは?』をテーマに国連が設定したSDGsの概要とフェアトレード認証紙を紹介。会場に展示されたフェアトレード認証紙のバナナペーパーにも関心が寄せられた。また、POD関連のマテリアル紹介コーナーではPODに対応したユポ紙などを展示し、プロダクションプリンターの用途拡大を強調した。