ムサシ 小型オートフィーダー付きデジタルダイカッターSC6000発売、デュアルヘッド搭載で同時にカット&クリース【動画あり】
ムサシはデュアルツールヘッド搭載の小型オートフィーダー付きデジタルダイカッター『SC6000』を発売した。
新製品は、すでに先行して販売されているオートフィーダー付デジタルダイカッター『FB9000PRO』のデュアルツールヘッド機能(ダイカット・クリース等)を搭載し、小型化で省スペースを実現したPOD向けデジタルダイカッター。小ロットのパッケージやシール、ラベル、カードなどの加工に最適で、CCDカメラの搭載により自動位置合わせや、QRコード別によるカットデータのジョブ毎の自動変更機能も標準装備している。
新製品に搭載されたデュアルツールヘッドは、2つのツールを同時にセットすることで、カットとクリースがワンパスで加工することができる。取り付け可能ツールは各カッティングブレード(30°、45°、60°)と、幅広、幅狭のクリースツール。0.14mm (140μ)から 0.35mm(350μ)までのメディアに対応する。標準メディアサイズはA4(210×297mm)、 A3 (297×420mm)、SRA3(320×450mm)、A3+(320×480mm)。
給紙部にはバキュームベルト機構を採用し、安定した基材搬送を実現。メディアトレイに最大約15kg、最大約900枚(80gsmメディア使用時)の印刷メディアを積み重ねることで、連続運転のニーズにも応える。
本体は剛性ながら820(W)×850(D)×1,230(H)mmとコンパクト。未使用時に用紙の排紙トレイを収納することができるほか、本体専用ラックにはキャスターも付属している。
本体の前面に設置されたタッチパネルは直感的なオペレーションが可能。特別な技能を必要とせずに操作することができる。また、標準搭載されたAdobe Illustrator、CorelDRAW用プラグインソフトはオペレーターの加工作業をサポートする。
同社ではショールームでのデモンストレーションを受け付けている(要予約)。