ミヤコシ 軟包装印刷向けの水性顔料インクジェット高速デジタル印刷機を発売
ミヤコシは、食品包材の印刷を可能とした水性顔料インク搭載のインクジェット高速デジタル印刷機『MJP30AXF』を発売した。
国内のプラスチックフィルムを用いた軟包装印刷はグラビア印刷方式が主流。高い品質で大量印刷に優れている一方、製版コストが高く、少量多品種生産には向いていない。また、消費者ニーズの変化により製品サイクルが短縮するとともに、嗜好の多様化に対応するため、軟包装にも少量生産が求められている。
MJP30AXFはインクジェット印刷方式を採用し、少量生産が可能で在庫リスクや廃棄ロスを低減。水性顔料インクを採用することにより食品軟包装印刷にも適している。また、可変印刷も可能で、軟包装に新しい価値をもたらす。
出力速度は50m/分。印刷幅は750mm。解像度は1,200×1,200dpiで4ポイントの文字もシャープに再現する。