ミマキ 銀座六丁目の再開発、コシノジュンコ氏デザインの囲い装飾を出力
ミマキエンジニアリングは、「銀座六丁目10 地区第一種市街地再開発事業」で、コシノジュンコ氏がデザインした工事期間中の仮囲い装飾を同社インクジェットプリンタ「JV300-130」で出力した。
今回の「工事期間中の仮囲い装飾」ではオリコム、銀座六丁目10 地区市街地再開発組合およびG6 リテールマネジメントが総合演出を行い、日本政府観光協会(JNTO)と連携。日本を代表する銀座を舞台に、この街から「日本の美」を表現するとともに、銀座の街情報や今後整備されていく施設概要等を、主に訪日観光旅行者に向けて発信する。
装飾はVISIT JAPAN 大使であるコシノジュンコ氏が担当し、訪日外国人に向けて『日本の多様で美しい魅力を発信する』ことをテーマとして11 種類の作品をデザインした。11 種類の作品全てに対してインスパイアされているのは、日本独特の芸術様式である「屏風絵」。風を屏(ふさ)ぐという名前が表すように、屏風は本来、風やひとめを遮るための調度として用いられ、その表面には絵画や装飾が施されるようになった。現在の屏風絵をデザインすることによって「日本の美」を表現している。
「浮世絵」「琳派」「郷土の花」「こいのぼり」など、それぞれの作品にこめられた多様な「日本の美」は、同社のエコソルベントインクジェットプリンタ「JV300-130」により、縦2,000mm、横6,000mm の作品として美しくプリントされている。
「JV300-130」で使用するエコソルベントSS21 インクはC,M,Y,K に加え、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトブラック、オレンジ、ホワイト、シルバー(CJV300/150Series のみ搭載可能)の色種を揃え、文字、イラスト、写真、グラデーションの背景まで、イメージ通りのサイン&ディスプレーを美しくプリントする。また、耐候性が高く、屋外看板でも美しいプリントを持続させる。