ミマキ ベルト搬送式のテキスタイル向けインクジェット発売
ミマキエンジニアリングは、テキスタイル向けベルト搬送方式インクジェットプリンタ「Tiger-1800B」の後継モデルとして、高画質を実現する機能とプリントモードを追加した『Tiger-1800B MkⅡ』を7月に発売する。
『Tiger-1800B MkⅡ』は、高い安定性と高精度なプリント技術を基盤に、スピードと品質を追求した高速レンジモデル。用途に合わせ、合計16基のヘッドを8基2列のスタガ配列にしたダイレクト捺染モデルと合計8基のヘッドを4基2列のスタガ配列にした昇華転写モデルの2モデルをラインナップした。
最高プリントスピードはどちらのタイプも同様に385㎡/hを実現。サンプル作成から小ロット生産まで幅広い用途で利用できる。機能面では1,200dpiのプリントモードを追加し、高画質でのプリントを可能にしている。また、高画質かつ、高速なプリントを実現するためにMAPSを新たに搭載。通常、直線になるパスの境界は少しのズレで横シマが目立つバンディングや、色ムラの原因になる。MAPSはパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションの様にすることでバンディングや色ムラの発生を軽減する。さらに、高い生産性を維持するために、ノズルを洗浄しても改善されないノズルトラブルに対して、別のノズルで代替えすることでサービスマンの修理を待つことなくプリントを再開できるNRSを搭載する。