ミマキエンジニアリング CO2フリー電力を導入、工場および事業所は再エネ100%に

ミマキエンジニアリングは、2021年10月1日から、同社ならびに子会社アルファーデザインの東御市内に所在する全工場・事業所で、使用する電力のすべてをCO2フリー電力に切り替えた。これにより当該工場・事業所の電力は実質的に再生可能エネルギー100%に切り替わり、1年間に使用する電力約8,502MWh分のCO2、おおよそ3,222トンが削減される。(2020年実績)

同社では、従来からインクジェット技術で社会・環境ニーズに貢献する、デジタル・オンデマンドプリント事業の拡大を推進してきた。この取り組みに加え、2050年カーボンニュートラルという政府指針を踏まえて、同社グループが脱炭素社会の実現に向けた環境課題の解決に一層貢献することを目指し、CO2フリー電力を導入することとした。

同社のCO2フリー電力の内容は、中部電力ミライズが調達した電気に、水力発電等に由来する環境価値を付加することで実質的に再生可能エネルギー100%とした電気が供給されるというもの。

今後も、中長期成長戦略「Mimaki V10」で定めたイノベーションによる環境負荷低減を実現した製品の開発により、顧客や社会・環境ニーズに対応するソリューションの提供を進め、設備更新を含めた省エネ活動の強化、バリューチェーンでの環境負荷低減など、より環境に配慮した事業活動の推進と、地域貢献、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいく。

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