ミマキエンジニアリング 新興国向けラインナップにプリント&カット複合機「CJV200-160B」とプリント専用機「JV200-160B」を追加 低ランニングコストを実現するエコ溶剤インクボトル「CS250」を搭載
株式会社ミマキエンジニアリングは、昨年10月に発表したCJV200シリーズより新たに新興国向けラインナップのプリント&カット複合機「CJV200-160B」とプリント専用機「JV200-160B」を追加した。同製品は2025年3月4日から7日まで中国・上海で開催される展示会「APPP EXPO」に出展する。
同社のCJV200シリーズは、エントリモデルのなかでも世界中のユーザーから高い評価を得ている。同社は新興国向けの低ランニングコストを実現するエコ溶剤インクボトル「CS250」を搭載可能なCJV200-160BとJV200-160Bの2機種を追加しラインナップを強化した。これにより広告看板の需要が旺盛な発展地域など、より広い国で活用できる。また、SG(サイングラフィックス)市場の活性化にも貢献。CJV200シリーズの表現力と操作性をそのままに、高いコストパフォーマンスでミマキのプリントを一層身近に、新興国のグラフィック市場を支援する。
なお、「CJV200-160B」「JV200-160B」は、2025年4月の販売開始を予定している。
【CJV200-160B / JV200-160Bの特長】
高品質印刷
CJV200BならびにJV200Bは同社のフラッグシップモデルのグラフィックプリンタ「330シリーズ」に搭載されるプリントヘッドをシングル搭載したエントリモデルのプリンタとなっている。高画質で、また最小3plのきめ細かい写真表現ができ、発色の良いベタ表現も可能。細かい線や文字も忠実に再現する。
実用プリント速度 17.0㎡/h
同社のSGプリンタのエントリレベルの中でも、最高クラスの実用プリント速度17.0㎡/hを実現。急なプリント出力需要にも対応できる高い生産性により、繁忙期も安心して出力できる。
シンプル設計
メンテナンスしやすいシングルヘッド、大きく開閉して作業しやすいカバー、確認しやすい上向きパネルなど、初めてプリンタを操作する人も安心して使えるシンプル設計を追求した。プリント&カットデータが簡単に作成でき、また新開発のデザインソフト「Simple Create」も標準添付。用途に合わせ5段階でインク消費量を削減できる「インクセーブ機能」も搭載している。
安心機能
同社独自の「ノズルリカバリ」機能を標準搭載している。クリーニングをしてもノズル抜けなどが直らない場合、サービスマンの修理を待つことなく、生産性を維持したままプリントを継続できる。また、プリント基材のセットミスによるプリントヘッドの接触・損傷を未然に防ぐセンサーを搭載しており、初心者のオペレーターにも安心して操作ができる。