ポーラー社 創立111周年記念アニバーサリーモデル期間限定販売
断裁機の世界的メーカーであるPOLAR-Mohr機械販売会社(ポーラー社)は、今年9月24日に創立111周年を迎える。これを記念し、同社では、「111周年記念エンブレム」を配したアニバーサリーモデルを、今年4月から12月の期間限定で生産。日本市場にも出荷する。
なお、ポーラー断裁機を輸入販売しているハイデルベルグ・ジャパンでは、今年8月から、アニバサリーモデルに限定した特別キャンペーンも実施している。
日本で、ポーラー社の国内第1号となるPOLAR断裁機が輸入販売されたのは、1955年。以来、6,000台以上(2004年度統計)のポーラー断裁機が導入されているという。なお、EU域外への輸出を含めた今日までの総出荷台数は15万台以上に上り、世界170ヵ国に配した200ヵ所の販売・サービス拠点から顧客サポートしている。
ポーラー社は、1906年9月24日に、工作機械メーカー「アドルフモーア機械製造」としてスタート。第二次世界大戦後の1946年、西ドイツ印刷業界復興の一翼を担うべく、紙工用断裁機の製造・販売を開始。1949年には、ハイデルベルグ社とパートナーシップを結び、1951年に開催された第1回DRUPA展にも出展した。
その後は、磁気テープ制御の断裁機、断裁システムなど時代を代表する製品を市場へ投入してきた。近年では精密断裁に欠かせない特殊なオプション装置、自動断裁システム機、プリプレスデータを活かすコンピュカットなど、時代のニーズに応える製品開発に注力している。