ホリゾン 中国・北京のCHINA PRINT 2025に糸綴じインラインシステムなど全8システムを出展、5月15日~19日・中国国際展覧センター(順義館)
ホリゾンは5月15日から19日まで、中国・北京の中国国際展覧センター(順義館)で開催されるCHINA PRTINT 2025に出展する。ブース番号はE1-102。これまで現地の販売会社を通じて機器を展示してきたが、CHINA PRTINTへの直接の出展は初となる。
900㎡のスペースとなるブースには全8システムを展示。このうち、「糸綴じインラインシステム」、「Roll to book binding system connected to packaging system」が新システムとなる。
「糸綴じインラインシステム」は、ホリゾンの上製本対応書籍製本システムに、SMYTH社の糸綴じ機DX-Eをインライン接続したシステム。糸綴じのブックブロック作成から見返し貼付、寒冷紗によるガーゼ製本加工までをワンパス化した。DX-Eで糸綴じ加工がされた後、ホリゾンの見返し挿入装置ESF-1000で見返しが挿入され、無線綴じ機BQ-500で寒冷紗との貼り合わせと無線綴じ製本加工を行い、三方断裁機HT-300で仕上げる。
SMYTH社は、糸かがり製本に特化した、100年以上の歴史を持つイタリアの老舗企業。今回はホリゾン製品とのインライン化を実現し、デジタル時代の糸かがり製本を披露する。
「Roll to book binding system connected to packaging system」は、デジタル印刷されたロールの巻き出しから製本、クラフト包装までを行うシステム。ロール紙から巻き出した後、1枚ずつにカット、折り、集積、仮糊付けを行い、ブックブロックを作成し、そのまま無線綴じ製本機SB-09Rへ搬送され、無線綴じ加工、仕上げ断裁が施される。スマートバインディングシステムを構成する無線綴じ機SB-09RとHT-1000Rも、最新のiCEシリーズ同様に黒とグレーのデザインに統一され、一体感のあるシステムとなっている。